妊活とビタミンD|サプリメントの前に知っておきたい食事・採血・不足の目安

妊活とビタミンD|サプリの前に食事・採血・不足の目安を知る|なかば鍼灸院

妊活中の患者さんから、
「ビタミンDのサプリメントは飲んだ方がよいですか?」
と聞かれることがあります。

ビタミンDは妊活でも注目されている栄養素ですが、
サプリメントを自己判断で多く摂る前に、
食事で摂れる食品、採血で確認する項目、過剰摂取への注意
を知っておくことが大切です。

この記事では、厚生労働省・文部科学省・学会資料などを参考に、
妊活中のビタミンDについて整理します。


妊活でビタミンDが注目される理由

ビタミンDは、骨の健康だけでなく、免疫や体の調整にも関わる栄養素です。

妊活や不妊治療の分野でも、ビタミンD不足と妊娠率・着床率・流産との関連が報告されています。

ただし、ビタミンDを摂れば必ず妊娠するという意味ではありません。
不足しているかどうかを確認し、必要に応じて整えていく栄養素の一つとして考えるとよいと思います。


まずは採血で確認する方法があります

ビタミンDの状態は、血液検査で
25(OH)ビタミンD
を測定して確認します。

血清25(OH)ビタミンD 目安
30ng/mL以上 充足
20〜30ng/mL未満 不足
20ng/mL未満 欠乏

妊活中でビタミンDが気になる場合は、
サプリメントを自己判断で増やす前に、
主治医へ採血で確認できるか相談してみる方法もあります。


厚生労働省のビタミンD目安量

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、
成人のビタミンDの目安量は
1日9.0μg
とされています。

また、耐容上限量は
100μg/日
とされています。

これは一般的な栄養摂取の目安であり、
不妊治療中のサプリメント量を直接示したものではありません。


サプリメントの前に、食事で摂れるものもあります

ビタミンDは、魚やきのこ類、卵などに含まれています。

「サプリメントは何がよいですか?」と聞かれることもありますが、
まずは普段の食事でどのような食品から摂れるのかを知っておくと安心です。

食品 ビタミンD量の目安
まいわし 生 100g 32.0μg
鮭 1切れ 約25.6μg
卵 1個 約6.2μg
まいたけ 生 100g 4.9μg
乾燥きくらげ 100g 85.0μg

魚類には比較的多く含まれています。
一方で、きのこ類だけで毎日十分な量を摂るのは難しい場合もあります。

食事の内容、日光を浴びる機会、採血結果などを合わせて考えることが大切です。


サプリメントは過剰摂取にも注意が必要です

ビタミンDは脂溶性ビタミンです。

通常の食事で過剰になることは多くありませんが、
サプリメントを高用量で続ける場合には注意が必要です。

特に妊活中・不妊治療中は、
自己判断で複数のサプリメントを重ねるのではなく、
採血結果や通院中の病院の方針を確認しながら考えることをおすすめします。


なかば鍼灸院での考え方

なかば鍼灸院では、
妊活中の方に対して、特定のサプリメントを強くすすめることはしていません。

ただし、患者さんから
「何を食べるとよいですか」
「サプリメントは必要ですか」
と聞かれることはあります。

その場合は、
まず食事で摂れるものを確認し、
必要に応じて病院で採血や主治医への相談をしていただく形が安心だと考えています。

妊活では、採卵・移植・ホルモン値・睡眠・冷え・自律神経など、
いろいろな要素が関わります。
ビタミンDだけで考えるのではなく、
体全体の状態を整理しながら整えていくことが大切です。


まとめ

  • 妊活ではビタミンDが注目されています。
  • 採血では25(OH)ビタミンDを測定します。
  • 30ng/mL以上が充足の一つの目安です。
  • 厚生労働省の成人の目安量は1日9.0μgです。
  • 魚・卵・きのこ類などから食事でも摂取できます。
  • サプリメントは自己判断で多く摂りすぎないことも大切です。

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参考資料

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