逆子治療・逆子鍼灸(妊娠後期のケア)

一宮市木曽川町のなかば鍼灸院では、妊娠28週以降の逆子(骨盤位)に対して、母体の血流と自律神経を整える鍼灸ケアを行っています。
産科・産婦人科での診察内容と併用しながら、赤ちゃんが自然に頭位へ戻りやすい体内環境をサポートします。

逆子(骨盤位)は医学的に原因を一つに特定できず、子宮の形や胎盤の位置、羊水量など複数の要因が関係しています。
そのため「治す」よりも整えるケアが大切です。母体の血流を促し、赤ちゃんが回りやすい状態づくりを目指します。


はじめに(逆子ケアをお考えの方へ)

妊娠28週ごろからは鍼灸でサポートできる時期に入ります。一方で、妊娠34週を過ぎると、自然に頭位へ戻る可能性は下がってくるといわれています。
そのため、早めのご相談・早めのケア開始はとても大切です。

まずは必ず、産科・産婦人科での診察(エコーなど)で現在の赤ちゃんの状態を確認してください。多くの方が、診察後にご相談くださっています。


現在のエコー機器について(正直なご説明)

現在の仮店舗では、火災による機器の焼失とスペースの都合により、超音波エコー機器の使用ができない状況です。
以前の院では、治療前にエコーで赤ちゃんの向きを確認し、病院での診察内容と照らし合わせながら施術していました。


以前の院で使用していた超音波エコー機器(参考写真)
以前の院で使用していた超音波エコー機器

新しい院(2026年春開院予定)では、安全性と精度の高い機器導入を業者と調整中です。
それまでは、産科での診察内容を最優先し、赤ちゃんの位置(頭位・胎向)を共有していただいています。


鍼灸で整える逆子ケアの考え方

当院では、母体の血流・筋緊張・自律神経のバランスに注目し、赤ちゃんが回りやすい状態づくりを目的とした鍼灸を行います。
お母さんと赤ちゃん双方が心地よく過ごせるよう、リラックスを重視した施術です。

  • お腹に鍼は刺しません。手足を中心に鍼灸を行い、骨盤内の血流・冷え・こわばりを整えます。
  • 楽な体勢での施術。仰向け・横向き・座位など、負担のない姿勢で進めます。
  • ご自宅ケア。寝る向き・冷え対策・お灸の方法などをお伝えします。

施術の流れと回数の目安

  1. 産科での確認 → ご来院。「いつ・どちら側が上か」などを伺います。
  2. 鍼灸施術。全身を整え、骨盤内の血流と緊張をゆるめます。
  3. 自宅ケアの指導。寝る姿勢やお灸の場所などを説明します。
  4. 通院ペース。週1〜2回、5回程度を目安に様子を見ます。

妊婦さんへの大切なお知らせ

  • 逆子といわれても、次の健診で自然に戻る方も多くいらっしゃいます。
  • いったん戻っても再び骨盤位になることもあります。こまめな産科での確認が何より大切です。
  • 当院は、産科での診察内容をふまえた安全な鍼灸ケアを行っています。

参考:日本産科婦人科学会


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