頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)の鍼灸ケア

なかば鍼灸院は、一宮西病院の「頭痛ネットワーク連携鍼灸院」です。
地域の医療機関と連携し、予防期・発作期・薬剤使用過多(MOH)まで、一人ひとりの状況に合わせて支えます。必要時は頭痛専門医の受診をご案内します。

当院は非薬物療法(鍼灸)として、自律神経・血流・筋緊張の調整を行い、「痛みの出にくい流れ」をつくることを大切にしています。薬との併用も可能です。


なかば鍼灸院の考え方(要点)

  • ガイドライン準拠:「頭痛の診療ガイドライン2021」では、片頭痛・緊張型頭痛・薬剤使用過多頭痛(MOH)において、鍼灸が非薬物療法の選択肢として言及されています。
  • 病院と連携:経過が長い/神経症状を伴う/薬が効きにくい等は、まず専門医の評価を優先。一宮西病院「頭痛ネットワーク」連携資料(PDF)をご参照ください。
  • 全身調整:頭部だけでなく、首肩〜背部の筋緊張・自律神経の過敏・睡眠・冷えなどの要因を総合的に整えます。
  • 薬との併用:薬を減らすことが目的ではなく、必要な薬を必要最小量で効かせるための体調基盤づくりを重視します。

対象となる頭痛

  • 片頭痛:拍動性・吐き気・光過敏など。予兆/前兆のあるタイプも。
  • 緊張型頭痛:締め付け感・肩こり同時発生。長引くストレスや姿勢の影響。
  • 薬剤使用過多頭痛(MOH):市販薬・処方薬の連用で悪化する二次性頭痛。まず原因薬の整理と受診が優先です。

次のような場合はすぐに医療機関へ:突然の激しい頭痛/麻痺・ろれつ障害/発熱・項部硬直/外傷後の頭痛 など。


鍼灸のアプローチ

  • 自律神経の安定:過緊張を緩め、痛みの「ブレーキ(下行性疼痛抑制)」を働きやすく。
  • 筋緊張の緩和:頸肩〜後頭下筋群・側頭筋・咀嚼筋などの過緊張を調整。
  • 血流改善:頭頸部の循環を促し、冷え・こわばり・睡眠の質を整える。

通院ペースの目安

初期は週1回×4〜6回で体調の土台づくり → 変化に合わせて間隔を延ばします。
日常では、睡眠・入浴・カフェイン/鎮痛薬の使い方・画面時間の調整なども一緒に整えます。


Q&A

Q. 薬と併用できますか?

はい、併用が基本です。効果が不十分・副作用が気になる場合は医師へ相談し、当院では体調面からサポートします。

Q. どれくらいで変化を感じますか?

個人差はありますが、3〜6回で「回数・強さ・鎮痛薬使用量」のいずれかに変化が出ることが多いです。


当院は「一宮西病院・頭痛ネットワーク連携鍼灸院」です

頭痛専門医の評価が必要なケースでは、速やかな受診をお願いしています。
外部資料:一宮西病院「頭痛ネットワーク」連携資料(PDF)


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