旧なかば鍼灸院の記録と感謝

なかば鍼灸院は、平成17年(2005年)4月1日、24歳のときに開業しました。
私は名古屋市東区で育ちましたが、縁あってこの木曽川で開業しました。
最初は全く知り合いもいない場所でしたが、気づけばこの20年ずっとここにいるような、そんな自然でしっくりくる場所になっています。

旧院の外観と、毎日の風景

玄関の前を掃き、花を並べて、お一人おひとりをお迎えしていた頃の外観です。
朝、この建物を見ながら「今日も一日がんばろう」と気持ちを整えてから、治療室に入りました。

旧なかば鍼灸院の外観(駐車場付き一軒家の治療院)
開業から約20年間、多くの患者さんをお迎えした旧なかば鍼灸院の外観です。

開業当初の看板

最初は、この看板からスタートしました。
まだ右も左も分からない頃でしたが、「ここで鍼灸院を続けていく」という思いだけはしっかり決めていました。

開業当初のなかば鍼灸院の看板
今も電話番号は変わっていません。この看板を見て来てくださった方も多くいらっしゃいました。

待合室の時間

玄関を入ると、まずこの待合スペースでお迎えしていました。
ここで少しお話を伺いながら、今日の体調や不安なことを聞かせていただき、治療へと進む時間でした。

旧なかば鍼灸院の待合室
静かな時間と明るい光の中で、診療前にリラックスしていただく空間でした。

治療室 ― からだと向き合う場所

開業から閉院まで、たくさんの患者さんと向き合ってきた治療室です。
決して広い空間ではありませんでしたが、「この部屋に入るとホッとする」と言っていただくことが多く、
とてもありがたく感じていました。

治療室には電動ベッドを3台設置し、妊娠中の方やご高齢の方でも乗り降りしやすいように配慮していました。

旧なかば鍼灸院の治療室(施術ベッドとカーテン)
できるだけ圧迫感をなくし、やわらかい色合いで落ち着ける空間を整えていました。

バリアフリーを意識したトイレ

妊娠中の方やご高齢の方でも安心して利用できるように、広めのスペースと手すりを設置していました。

旧なかば鍼灸院のトイレ(バリアフリー仕様)
妊婦さんや足腰に不安のある方にも配慮した、広めのトイレでした。

旧院で使用していた治療機器

なかば鍼灸院では、鍼灸だけでなく、治療機器も組み合わせながら妊活・耳・自律神経のケアを行っていました。

スーパーライザー(近赤外線照射装置)

旧なかば鍼灸院で使用していたスーパーライザーHA2200
耳鳴り、婦人科、自律神経の調整などに活躍していました。

超音波エコー

旧なかば鍼灸院の超音波エコー
鍼灸院では珍しいエコー導入により、安全性と説明の“見える化”に努めていました。

心音計

旧なかば鍼灸院の心音計(胎児心音の確認機器)
妊娠中の患者さんの安心につながるよう、ご希望があれば心音を確認していました。

火災から仮店舗へ、そして新しい院へ

令和7年(2025年)6月、旧なかば鍼灸院は火災により全焼し、この場所での診療は終了となりました。
突然の出来事でしたが、多くの方からあたたかいお言葉をいただき、支えられながら現在は仮店舗で診療を行っています。

旧院で過ごした時間や、患者さんから教えていただいたことは、すべて今のなかば鍼灸院の土台になっています。
設備や場所は変わっても、「お一人おひとりと話し合いながら、からだと心を整えていく」ことは変わりません。

2026年4月には、新しい院へ移転する予定です。
今は仮店舗(アマビーレ新木曽川701号室)にて診療しておりますが、2026年3月末には新しい場所へ戻ります。
そのとき困らないように、移転予定の住所もページ内にしっかり記録しておきます。


最後に ― この場所で出会ってくださった皆さまへ

平成17年4月1日に開業してから約20年間。
この小さな鍼灸院を見つけてくださり、大切なおからだを任せてくださったこと、本当にありがとうございました。

「治療の場」であり、「出会いの場所」であり、そして「私の人生そのもの」であった旧なかば鍼灸院。
この場所があったから、いまのなかば鍼灸院があります。

これからも、話し合いながら、整えながら、寄り添う治療を続けていきます。


なかば鍼灸院へのお問い合わせ

現在は仮店舗(アマビーレ新木曽川701号室)にて診療しております。
2026年3月末ごろ、新しい院へ移る予定です。